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2013/10/01

キブシ科 キブシ属:「キブシ」

樹木・野草の情報

●和名/別名=キブシ(木伏,木五倍子)
●学名=Stachyurus praecox
●目・科・属名=ツバキ目 キブシ科 キブシ属
●花(色/花弁数/花期)/花期=黄色系/弁4/3-5月
・3-5月の葉が伸びる前に淡黄色の花を総状花序につける。長さ3-10cmになる花茎は前年枝の葉腋から出て垂れ下がり、それに一面に花がつくので、まだ花の少ない時期だけによく目立つ。 花には長さ0.5mmの短い花柄があり、花は長さ7-9mmの鐘形になる。萼片は4個で内側の2個は大きく花弁状、花弁は4個で花時にも開出せず直立する。雄花は淡黄色、雌花はやや緑色を帯びる。雌花、雄花とも雄蕊は8個、雌蕊は1個あるが、雌花の雄蕊は小さく退化している。
●実(色/形)=緑-茶/核果
・果実は径7-12mmになる広楕円形、卵形または球形で、緑色から熟すと黄褐色になる。
●葉(常緑樹・落葉樹/針葉樹・広葉樹)=落葉/広葉
・葉には長さ1-3cmの葉柄があり、互生する。葉は長さ6-12cm、幅3-5cm、葉身は楕円形または卵形で、先端は鋭形または鋭尖形、基部は円形、切形または浅心形になり、縁には鋸歯がある。
●木・草/高-m=木-07m
・雌雄異株
●子葉=双子葉
●本のページ・内部コード=p209
●特徴など=
・和名は、果実を染料の原料である五倍子(ふし/漢方薬では「ごばいし」)の代用として使ったことによる。
・*1:ウルシ科ヌルデ属Rhus樹木の葉の付け根にできる虫こぶを乾かしたもの。紡錘形で、タンニンを多く含み、インク・染料の製造に用いる。昔はお歯黒に用いられた。


dia解説
ヌルデの五倍子

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